留学生の声 » タルチャバデル ビニタ

~ 留学生交流会レポート ~

平成24年2月の定例会

2月10日の定例会は、「近況報告と懇談会」をラウンジ飯倉(東京都港区)で行いました。その時の感想をネパールからの留学生・タルチャバデル ビニタさんが紹介します。

タルチャバデル ビニタ
(TALCHBHADEL BINITA)

第26期在日留学生
専修大学大学院
文学研究科修士課程修了(ネパール)

懇談会は参加者が少なかったが、一人一人自分の意見を言ったり、聞くことができたからとても有意義であった。

2012年2月10日の定例会は、ラウンジ飯倉で懇談をした。今回は奨学生のほとんどが春休みで国に帰っていたから、懇談に参加した学生は3人であった。今回の懇談会は加藤先生が休みで、代わりに松森先生が来てくださった。

今回は奨学生の数が少なったから一人一人に時間をかけて、自分の感じたことや意見をゆっくりと話をしたり、聞くことができた。

懇談会では、翌月行う奨学生の卒業懇親会のこと、奨学生のみんなのこれから の学校の予定、将来の予定などについて懇談した。参加者の中の台湾の蔡青峰さんは自分のことを色々と話してくれた。蔡さんは、日本のバス会社に就職が決ま り、4月から働く予定である。蔡さんは、論文の大変さ、論文を書いていた時の苦労についても話してくださった。

松森さんと蔡さんによると、台湾人は友人をすごく大切にするという話を聞いた。

参加者のベトナムのヴォ ティ ホン ヴァンさんは、現在就職活動中だ。ヴァンさんは就活の大変さについて話してくださった。その話がきかっけでみんな、自分が就職したい会社についての話が始 まった。松森先生は、就職先が小さい会社の場合、自分がしたいことが、色々できるのではないかというアドバイスしてくださった。

懇談会後、蔡さんと私と事務局の方の3人で東京タワーの見学をした。東京タワーの足元にある犬たちの像について説明を伺った。日本人は動物に対しても優しい心があると感じた。

天気が良かったので、東京タワーからの東京の景色はとてもきれいだった。平 日なのに東京タワーを見物する人、特に外国人がとても多かったので私は驚いた。東京スカイツリーができてもきっと、人気があると思う。東京タワーの楽しさ は、別の感覚だと思う。今回の懇談会は参加者が少なかったが、一人一人自分の意見を言ったり、聞くことができたからとても有意義であった。

機関誌「ふれあい」 No.77号 春季号(2011.4.25発行)