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~ 留学生交流会レポート ~

平成24年3月の定例会

3月16日の定例会は、奨学生「卒業懇親会」を開催しました。
その時の感想を、ベトナムからの留学生・グェン ティ ユウさんが紹介します。

グエン ティ ユゥ
(NGUYEN THI DU)

第25期在日留学生
国際仏教学大学院
大学仏教研究科博士課程3年(ベトナム)

私たちのような小さいな家族としての国際交流ができたら、この社会は円満で世界は平和になります。

2年間、インナートリップの奨学金のお世話になりました。おかげさまで、本当に勉強の時間がゆっくりできて、また、論文の準備が進み、大変感謝しております。無駄使いをしないで、大切に使わせていただきました。研究のための書物や文房具などに使いました。

2年間と言っても、本当にあっという間の時間でした。今回3月16日に卒業 懇親会に参加させていただきました。いつも、勉強のために、みなさんと一緒に過ごす時間は少なかったのですが、今回の卒業懇親会に参加して、大勢の方々と お会いできて、また皆さんと一緒に食事を美味しくいただき、自己紹介が出来て、本当に楽しかったです。

特に、みなさんの前で、自分が去年、被災地の東北へ行ったことを報告でき、伝え、話すことが出来て、とても良かったと思います。

さらに、先生とみなさんから、メッセージの言葉を色紙にたくさん書いていただきました。自分の人生の指針となる言葉が多く、このメッセージは一生、大事にしていきます。

また、その日にファンキンソンさんのご夫妻の色紙に私がお習字のような大きな文字を書いてあげたら、彼らは喜んでいました。そして、何人かに書いて差し上げました。みなさんと一緒に記念撮影をもしました。

最後に、ソンさんご夫妻にベトナム語、英語、日本語で質問したり、答えたり して、まるで国際交流的な懇親会が出来て、本当に楽しいひと時でした。 何よりも、先生方から優しい言葉、親切な行動、我々に優しい注意、本当に広大慈恩 な先生方です。私たちのような小さいな家族としての国際交流ができたら、この社会は円満で、世界は平和になります。このようなことから、人と人との絆を もっとも結んでいきたいと思っています。みなさんありがとう。毎日感謝しましょう。

機関誌「ふれあい」 №77号 春季号 (2012.4.25発行)