留学生の声 » サビトリ ギリ

~ 留学生交流会レポート ~

平成22年8月の定例会

8月7日の定例会は「懇談会と国立新美術館見学」(東京都麻布台・六本木)をしました。その時の感想をネパールからの留学生・サビトリ ギリさんが紹介します。

サビトリ ギリ
(SABITRI GIRI)

第25期在日留学生
亜細亜大学
国際関係学部国際関係学科卒(ネパール)

一緒に行った奨学生たちが
自分が知っていることをお互いに情報交換

8月7日に行われた懇談会では、奨学生がみんな集まって様々なお話しすることができました。(財)インナートリップ国際交流協会の事務局の方と理事の加藤行立先生もみんな奨学生にいろいろなアドバイスをしながら、私たちと付き合ってくれました。

そこで、今回は奨学生たちの留学生活の中で悲しんでること、悩んでることなどについてお話しました。やはり、みんな、悩んでることとは、大学や大学院の 卒業後、なにをやるか、就職で困っている人もいました。卒業論文のテーマの幅が広すぎてしぼれない。」「提出日が近付いているのになかなか作成する方法が 見つからない」というような悩みを持っていた人もいました。本当は自分もそういう悩みを持っていましたが、長い間には、辛いこともあれば、良いこともあり ます。失敗は成功のもとですので自分が何をやりたいのかを、まず、理解しなければならないと思います。そのために、自分が何かの目的・目標を持たなければ なりません。

ナポレオンが言ったように、「私の辞書には不可能という文字はない」、というふうに、この世では自分ができることはきっとあると思います。私はこの懇談会に出席して良かったと思います。なぜなら、様々な知識を得ることができたからです。

懇談会が終わって、私たちは六本木にある、東京新美術館で開催されている、 「オルセー美術館展2010ポスト印象派」を見学しに行きました。そこでは、人が大勢でにぎやかでした。15分も並んでエスカレターを待ち、やっと、中に 入れたが、人が多すぎてあまり集中することができなかったのです。その点が少し残念でした。

しかし、そこへ行くのも美術展も初めてでしたので、一緒に行った奨学生たちは、それぞれ自分が知っていることをお互いに情報交換しあい、教えてくれて、楽しく見学できました。

機関誌「ふれあい」 No.71号 秋季号(2010.10.25発行)