1月15日の定例会は「明治神宮」(東京都)を見学しました。その時の感想をマレーシアからの留学生・劉 楚 賢さんが紹介します。
劉 楚 賢
(LIEW CHU HSIEN)
第25期在日留学生
東京理科大学
理工学部応用生物科卒(マレーシア)
どの国においても、子孫のことを思う祖先の教えを
守らなければならないと思いました。
2011年になり、定例会の始めての見学地は明治神宮でした。留学のために 来日にして5年間、明治神宮は何回も来たことがありますが、いつも都内とは思えない静かな自然環境にかこまれて、とても魅力的だと思ってきました。見学の 日の1月15日はちょうど氷彫刻展を開催していましたので、たくさんの氷彫刻が展示されていました。結婚式にも出会いました。とにかくラッキーでした!
次に、明治神宮宝物殿を見学しました。私はそこで、紹介されていた教育勅語から明治時代、日本の政府が全国的に学校を設置して義務教育の制度を確立し、教育の普及に努めたことを知りました。
そして、日本人の祖先は、国を建て初めた時から、道徳を大切にするという大 きな理想を掲げてきたことを知りました。また、家庭のために心を合わせて、日常生活の中で実行すること(父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は調和よく協力 しあい、友人は互いに信じ合いなど)から、よりよい国家が建てられると語っています。私はこの教育勅語が昔中国の孔子が言ったことに似てると思いました。 やはり国民の歩むべき道はどの国においても、子孫のことを思う祖先の教えを守らなければならないと思いました。
機関誌「ふれあい」 No.73号 春季号(2011.4.25発行)