留学生の声 » ラフモウィヨゴ アルフィン ファルディアン

~ 留学生交流会レポート ~

平成23年3月の定例会

3月19日の定例会はラウンジ飯倉にて「卒業懇親会」(東京都港区)を開催しました。その時の感想を、インドネシアからの留学生・ラフモウィヨゴ アルフィン ファルディアンさんが紹介します。

ラフモウィヨゴ アルフィン ファルディアン
(RACHMOWIYOGO ALVIN FARDIAN)

第24期在日留学生
明治大学大学院
経営学研究修士課程(インドネシア)

複雑な気持ちでの帰国
日本でどんなことが起きても自分の第2の母国である日本には
必ず再び来ると決心している

3月19日をもって約2年間近くのインナートリップの奨学生としての私の生活が幕を閉じた。

私はその日に行われた懇親会を通じて「そろそろ7年半の日本での留学生活も 終わりだね」と心に強く感じた。奨学生を卒業し、インドネシアに帰り、インナートリップの同じ奨学生の皆さんと別れるということを考えてみたら寂しさがこ み上げてきた。修士論文を大学へ提出し、遂に大学院を卒業できた上に小さい頃からの念願であったガルーダ・インドネシア航空からパイロット職の内定をもら え、非常にうれしい気持ちで卒業できた。

しかし、東北で発生した大震災の影響により、元気な日本を見られないまま帰 国するということを考えたらある意味で悲しい気持ちでの帰国となる。こうしたことがあるため、私は7年半の留学生活を終え、うれしい気持ちと悲しい気持ち が混じった複雑な気持ちで帰国せざるを得ない。この作文を通じて最後に私が言わせていただきたいことは、日本に留学して本当に良かったということと日本で どんなことが起きても自分の第2の母国である日本には、必ず、再び来ると決心しているということである。

機関誌「ふれあい」 No.73号 春季号(2011.4.25発行)