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~ 留学生交流会レポート ~

平成23年2月の定例会

2月12日の定例会は「懇談会・釈迦殿見学」(東京都港区)を行いました。その時の感想をベトナムからの留学生・グェン ティ タイ フォンさんが紹介します。

グェン ティ タイ フォン
(NGUYEN THI THAN PHUONG)

第24期在日留学生
東京国際大学大学院
商学研究科修士課程修了(ベトナム)

今月の定例会の前半はラウンジ飯倉で懇談をしました。今回の定例会に参加できた奨学生たちは大学4年生または大学院2年生が多かったので、この時期は、長い間、卒業論文作成に専念し、大変な思いをして仕上がった論文についての話題が中心で盛り上がりました。

また卒業まじかな学生ならではの話題である今後の進路についても皆で話し合 いました。もう少しの間、日本で頑張っていくと決心する人もいるなか、日本で学んだことを有意義に活かし、母国に帰って仕事をする人も何人かいます。新し い環境に入って、不安な気持ちもありますが、同財団の奨学生の先輩たちが卒業して活躍している話を聞いて、少し勇気をもらえた気がしました。

懇談会の後、私たちは移動して、これまで外からしか見たことがない、近くに あるインナートリップの霊友会の施設を見学しました。展示されている写真パネルなどで説明を聞きながら、「釈尊との心の会話を交わす場」として建てられた 霊友会釈迦殿に入り、大ホールやインナートリップ広場を見学しました。その際、霊友会の歴史や様々な文化活動や社会事業について少なからず勉強できてとて も良かったと思いました。

機関誌「ふれあい」 No.73号 春季号(2011.4.25発行)